ブログ担当の河村{吉}です。
前回の『「スタッドレスタイヤ」と「夏タイヤ」の違い』に続き、今回も「スタッドレスタイヤ」の内容です。
スタッドレスタイヤは、タイヤのみかホイールとセットがいいのか
夏タイヤから「スタッドレスタイヤ」に交換する際は、タイヤだけではなく、ホイール付きのタイヤをオススメします。
タイヤ交換時の工賃が、タイヤのみの方が手間がかかるので高くなり、ホイール付きの方が安く済みます。
また、「スタッドレスタイヤ」を保管するときに、タイヤのみだと寸法が若干変化するおそれがあり、ホイール付きは変形防止という面でもメリットがあります。
スタッドレスタイヤの保管方法
保管方法で重要なことは、「スタッドレスタイヤ」の特徴である、柔らかいゴムを硬化させないことです。
そのためには、まず融雪剤や泥、油脂などの付着した異物を綺麗に水洗いして、水気を残さないように拭き取ります。
その後、直射日光が当たらない、温度変化の少ない通気性の良いところで保管します。
また、タイヤへの負担を低減するため、空気圧を指定の半分程度に下げておき、平積みしておきます。
但し、次回使用前にタイヤを適正空気圧に戻すためのコンプレッサーを用意する必要があるため、整備工場等での作業をお勧めします。
スタッドレスタイヤを「買う」必要があるかの見極め
「スタッドレスタイヤ」に替えたものの、車にあまり乗る機会が無ければ「スタッドレスタイヤ」は少し高い買い物になってしまうかもしれません。
数回しか使わないなら、「スタッドレスタイヤ」のレンタルを利用するという方法や、スタッドレスタイヤを着用したレンタカーを借りるという手もあります。
もしくは、「スタッドレスタイヤ」ではなく「オールシーズンタイヤ」という選択肢もあります。
その名の通り、全ての季節で使うことができるタイヤですが、必ずしも万能というわけではなく凍結した道路では注意が必要です。
急に雪が降ったときや路面が凍結してそうなときに、何も準備をしていないという状況になるのだけは避けておきたいですね。